鮮馬刺よかもん市場 美盛の他のレビュー
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コメント
おはようございます!
ラーメンも良いですけど、馬刺し丼が気になります♪
雨垂 伊砂 | 2026年3月9日 10:13どもです。
馬刺しでどっぷり飲んでからですね。
もう少しライトだと飲んだ後でも食えそうなんですが(笑)
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年3月9日 10:25続いてどうも。
オープン当時、馬刺しで冷酒をやっつけようと突撃したんですが、
ランチでは提供が無いとの事で泣きましたw(笑)
それ以来、行ってないんですが、また行きたいとは思ってます。
バスの運転手 | 2026年3月9日 16:36こんばんはぁ~♪
ここは一度行ってみたいですね。
馬肉で日本酒飲みたいな。
馬肉ワンタンも興味津々です。(*^-^*)
mocopapa | 2026年3月9日 19:24美味そうですね〜
チャーシューではない肉盛り、豚バラのこの手のタイプは徳島ラーメンとかでありますが
味付けはもうトピというかお料理、これで白飯ガツガツいけそうですよ
にんにく醤油漬け??これまた合いそう。
馬刺しで飲んでこれで締めたいすw
スージーのなのなQ | 2026年3月9日 22:08

とまそん@ラーメン食べて詠います
とまそん@ラーメン食べて詠います

さぴお







とまそんのYouTube: https://youtu.be/Mbk_PrHl0dE
憎らしいほどに澄み渡った快晴。しかし、その輝きは同時に、スギ花粉の狂乱的な飛散という、アレルギー疾患者にとっては過酷極まりない現実を内包しています。気温は平年を大幅に上回り、コートを脱ぎ捨てるほどの暖かさが、かえって粘膜への刺激を増幅させる。そんな混沌とした春の陽光の中、私は鼻腔の奥に走る痛みを抱えながら、三鷹駅北口の街並みを歩きます。目指すは、かつて地域に愛された「ムサコ」の跡地に降り立ち、今や三鷹北口エリアにおいて独自の食文化を形成しつつある「鮮馬刺よかもん市場 美盛」。
この店は、馬刺しの卸問屋が母体という異色の背景を持ち、「肉だし中華そば」は、既存のラベルでは決して捉えきれない、圧倒的なオリジナリティを放っています 。魚介の静謐さではなく、肉と脂の躍動が支配する一杯。花粉症で重く沈んだ五感を、漆黒の醤油と熱々のラード、そして鮮烈な生姜がどのように覚醒させてくれるのか。期待と、そして僅かな鼻のむず痒さを抱えながら、私は三味線の音が流れる店内の暖簾を潜りました 。
<全体> 視覚的インパクトで凌駕!ワイルドな炒め肉の山と背脂の乱舞!独創的盛付けは工学的!?
カウンターに置かれたその瞬間、私の視界を支配したのは、まさに「肉の要塞」と呼ぶに相応しい、荒々しくも美しい情景。一般的なチャーシューの整然とした並びとは一線を画す、フライパンで豪快に炒められた豚バラ肉が中央で猛然と盛り上がっています 。
醤油のダークブラウンが支配するスープの表面を、不規則な形状の背脂が淡雪のように覆い、さらに刻み玉ねぎのランダムな粒が視覚的なリズムを加えています。そして、丼の端にたっぷりと添えられたおろし生姜。これが、醤油の漆黒と背脂の白、肉の褐色のコントラストを一層際立たせています 。ただひたすらに「肉」と「脂」の力がみなぎる。見た目だけで、既に完敗を宣言したくなるような圧倒的なプレゼンテーションでありました。
<出汁> 肉の生命力と背脂が支配する厚み!生姜が醤油の輪郭を研ぎ澄ます!旨みの化学反応!
この一杯の骨格を成すのは、純然たる肉と醤油の重奏です。一口啜れば、そこには魚介のエッセンスなど微塵も感じられません。代わりにあるのは、浮遊する背脂の粒がスープの熱で融解し、表層を覆うほどの「ラード層」を形成した、極めて熱々の世界です。
ベースとなる醤油スープは、キッパリとした輪郭を持つ濃口系。そこに豚肉のエキスが濃厚に溶け込み、動物系特有の厚みのある旨みが舌を包み込みます。ここで魔法が起こります。多めに投入されたおろし生姜がスープに溶け始めると、その峻烈な清涼感と刺激が、脂の甘みを引き締め、醤油の輪郭を一気に研ぎ澄ませるのです。
全体として、非常に分厚く、かつ鋭い切れ味を併せ持った旨みの構造。それは、長岡系の優しさとも燕三条系の無骨さとも違う、「美盛」が辿り着いた独自の「肉だし」の極地でありました 。
<薬味> シャリシャリ食感がもたらす官能的な刺激!背脂醤油に清涼感の楔を打ち込む機能的役割!
濃厚な肉と脂の饗宴において、玉ねぎと青ねぎという二つの薬味は、オーケストラにおける指揮者のような役割を担っています。細かく刻まれた玉ねぎの微塵切りは、熱々のラード層と混ざり合い、口の中で「シャリシャリ」とした心地よい咀嚼音を奏でます。この食感のアクセントこそが、厚みのあるスープを啜る際の単調さを排し、最後まで飽きさせない持続的な快楽を提供してくれるのです 。
玉ねぎの辛味と甘みは、醤油の尖った部分を円やかにし、動物性油脂の重さを巧みに中和します。一方で、鮮やかな青ねぎの小口切りは、視覚的な美しさだけでなく、そのフレッシュな香気が、全体的に重厚な「肉だし」の世界に一筋の風を吹き込んでいます。これらの薬味が麺や肉に絡み合い、複雑なレイヤーを形成していく過程は、まさに味の建築学と言えるでしょう。
<麺> 多加水のモチモチ弾力!ボコつき形状が実現する出汁の保持力!薬味絡み官能的な喉越し!
麺は、中盛り無料という寛大なサービスが提供されており、探訪者の心を満たします 。供されたのは、少しボコつき感のある多加水系の中太麺。この「ボコつき」こそが重要で、不規則な麺の断面が熱々のラード層と濃密な醤油スープをしっかりとキャッチし、一口ごとに力強い旨みを口内へと運び込みます 。
茹で上がりは絶妙で、表層は艶やかな滑り心地を誇りつつも、中心部にはしっかりとした「モチモチ」とした明るい歯応えが残されています。麺がスープを吸い込み、淡く褐色に色づく様は、肉だしとの完璧な親和性を物語っています。薬味の玉ねぎが麺に絡み、滑らかな喉越しとシャリシャリとした噛み心地が同時に訪れる瞬間、味覚の快感指数は最高潮に達します。それは、小麦の甘みと醤油の力強さが結びついた、至福の旋律でありました。
<肉> 煮炒め技法がもたらす肉の旨みの凝縮!焼豚という概念を打破するバラ肉の狂宴!
「美盛」における最大のアイデンティティは、間違いなくこの「肉」にあります。これはもはや、従来の「チャーシュー」というカテゴリーには収まりきりません。豚バラ肉を醤油出汁と共にフライパンで煮浸しにするように炒め上げるという、肉のプロならではの技法!? 。
この調理法により、肉の表面には香ばしさが加わり、同時に醤油の旨みが繊維の奥深くまで浸透しています。肉増しにすることで現れるそのボリュームは圧巻で、脂身は熱々のスープでトロリと解け、赤身部分は出汁をたっぷりと含んでジューシーな食感を提供します 。この肉から染み出したエキスがスープの豚感をさらにブーストさせ、独自の「肉だし」としてのアイデンティティを完成させているのです。
<ゆで卵> 黄金色の半熟具合がもたらす色彩的調和!濃厚醤油味を円やかに包み込む安らぎの味わい
丼の端に静かに鎮座するゆで卵。その断面からは、完璧な半熟具合を誇る黄金色の卵黄が顔を覗かせています。漆黒のスープと褐色の肉が支配するこの丼において、白身の白と黄身の橙色は、視覚的な救いとして機能しています。
箸で卵黄を崩せば、濃厚な液状の旨みがスープへと溶け出し、醤油の塩気を優しく包み込みます。この瞬間、スープはまた異なる表情を見せ、力強いパンチから、包容力のある円やかさへと変化を遂げます。肉と麺の激しい応酬の合間に、この卵を一口挟むことで、味覚がリセットされ、再び新たな感動を持って次の一口へと向かうことができる。脇役ながらも、全体のバランスを整える上で欠かせないピースであります。
<味変化> にんにく醤油漬け!馬肉専門店の知恵が凝縮された調味料による風味の拡張!
食事が終盤に差し掛かった頃、真のクライマックスを演出するのが卓上に鎮座する「にんにく醤油漬け」です 。これは馬刺しの供としても愛される逸品ですが、この肉だし中華そばに投入することで、その破壊力は極大化します。醤油に長時間漬け込まれたニンニクは、特有の刺激が円やかになりつつも、凝縮された旨みの塊へと変貌しています 。
これを一匙スープに加える。すると、生姜の爽やかなパンチに加え、ニンニクの重厚なコクと香りが一気に広がり、スープに新たな命が吹き込まれます 。この「味変化」は、単なる付け足しではありません。馬肉専門店としての背景を持つ「美盛」だからこそ提供できる、調味料のシナジー効果を最大限に利用した、計算し尽くされた演出なのです。花粉症による鼻詰まりも、この強烈なニンニクと生姜の芳香の前には無力であり、全ての感覚がこの一杯に集中していく感覚を覚えました。
総じまして・・・「三鷹北口に咲いた独創の肉だし!既存の系統を脱ぎ捨て肉と脂の真理を追究した究極の食体験!
「鮮馬刺よかもん市場 美盛」が提示する「肉だし中華そば」は、燕三条系でも長岡系でもない、まさに「美盛系」と呼ぶべき独自の地位を確立していました。魚介を排し、熱々のラード層と豚のエキス、そして生姜で構成された厚みのあるスープは、まさに「肉」を知り尽くした者が到達した、一つの真理です。
快晴の三鷹で、花粉の猛威にさらされながらも、この一杯を完食した後に残ったのは、身体の底から湧き上がるような活力的エネルギーと、深い充足感でした。既存の枠組みに安住することなく、自らの専門性を活かして新たな味の地平を切り拓く。この「美盛」の試みは、今後の三鷹のラーメンシーンにおいて、揺るぎない金字塔として輝き続けることでしょう。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
春の空
三鷹に集う
すぎ花粉
鼻を覚ますは
熱き肉だし
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!